うつ病について
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うつ病になる理由にはどんなことがあるの?
 
うつ病になる理由は1つではありません。その人がもっている感受性や感覚、置かれている生活環境など、いくつかの要素が積み重なって、うつ病になると考えられています。 うつ病と関係のある要素を少しでも理解することで、うつ病を予防したり、自覚する手がかりになるでしょう。
 
うつ病になりやすいタイプ
うつ病の発症には人間的なタイプも関係があると考えられています。
以下のようなタイプの人が、うつ病を発症しやすいといわれています。当てはまるものがある人はストレスをためやすいので、日常生活に注意しましょう。
・まじめ、几帳面でいつも何にでも完ぺきを目指す
・他人任せにできない
・職人気質;自分の能力の範囲できちんと仕事をする
・1つの物事に執着する
・かたくなで柔軟性に欠ける
・他人の評価に対して過敏に反応する
・自己否定的な考えをする
・悲観的な見方をしがちである
・二者択一的;白か黒か、100点か0点か、すべてをいっぺんに片づけようとする
・優先順位の設定ができない
・自尊心が低い
・感情の表現がへた
・自分の思っていることをなかなか口に出せない


 
ストレスとうつ病の関係
私たちの日常生活にはさまざまなストレスが待ち構えています。
「肉親の突然死」、「別居や離婚」といった悲しい出来事から、「昇進」、「出産」などといった一見喜ばしい出来事でも人によってはストレスになることもあります。そして、これらからうつ病が発症する可能性があります。しかし、うつ病になった原因がはっきりしている場合、比較的治りやすいといわれています。

以下にうつ病のきっかけになるような出来事をあげました。あなたの周りで最近、このようなことはありましたか?
イメージ
ストレスっていったい何?
例えるならストレスとは、ゴムボールに力が加えられてペコリとへこんだ状態と考えてください。
この場合、私たちの体がボールで、ボールに加えられた圧力を「ストレッサ−(ストレスを引き起こす要因のこと)」、それによってボールがへこんだ状態が「ストレス状態」です。
つまり、ストレスとは、「外からの刺激によって生じるからだの変化」を意味するのですが、現在では、圧力自体もストレスに含まれています。
私たちのからだは通常は、この「ストレスでボールがへこむ」ような状態になっても、すぐにからだが反応して、このへこんだ部分の修復にとりかかります。しかし、この“へこみ”が大きくなると、修復が困難になり、からだに影響が現れてきます。
それってほんとにただの “症候群” ?
近年の社会的な観点から取り上げられている「症候群」も、ストレスが原因となっているうつ病である可能性があります。
燃えつき症候群
イメージ あまりにもハードに仕事に打ち込みすぎ、からだやこころに過度にストレスがたまって、あるとき突然気力がなくなる
空(から)の巣症候群
イメージ 子供が独立して、関心を向ける対象が急になくなった
ようやく子育てが終わった年代の主婦がむなしさ、寂しさを感じる
テクノ不安・テクノ症候群
イメージ OA機器についていけない不安が引き金でうつ状態になるケースやテクノロジーの世界にのめり込んで社会に適応できなくなり症状が進むとうつ状態となるケース
サンドイッチ症候群
イメージ 上司と部下の“板ばさみ”で苦しくなった中間管理職がうつ状態に陥る
引っ越しうつ病
イメージ 念願のマイホームを手にし、引っ越ししたはいいが新しい土地になじめずに沈み込む

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