パニック障害の治療
● パニック障害について  ● パニック障害の治療  ● 周囲の人たちの対応
● パニック障害の診断  ● 自分でできるケア  ● パニック障害Q&A
【1】【2】【3】

治療を受けるときのポイント

パニック障害になると、「いったい原因は何だろう?」「自分の性格や人間関係の問題だろうか?」などと思い悩み、こだわってしまいがちです。しかし、このように考え込んでいても、答えや解決法はなかなかみつからないし、その間に症状が悪くなってしまいがちです。医学的には、パニック障害のメカニズムや対処法は、随分研究されていますし、少なくとも重大な結果に至る病気ではないことは分かっています。そこで、自分の症状を1つの「病気」なのだと割り切り、医師と相談しながら、前向きに対処していくことが回復への一番の近道です。


多くの患者さんは、治療を開始した頃は少しでも早く回復を望み、くすりも医師の指示通りに服薬するのが普通です。しかし、発作が出なくなり症状が落ち着くと、「やはりくすりには頼らず自分の力で治したい」、「依存症になったり、副作用が起きてくるのではないか」と自己判断で服用をやめてしまうケースが少なくありません。しかし、急に中断すると反動で症状が再燃することがありますし、医師を信じずに自分本位に治療を受けていると、パニック障害が再発・慢性化したりして、結局自分のためにならないものです。単にくすりをもらいに行くだけでなく、思ったことは何でも主治医に話し、自分でも納得のいくかたちで治療に取り組んでいきましょう。専門的知識があり、たくさんの患者を診られている先生ですから、何かとても役に立つ話が聞けるかもしれませんよ。


パニック障害は必ず治るものですが、完全に発作がなくなり、くすりものまなくてよくなるまでにはある程度時間がかかります。早く治そうとあせったりするより、「いつか時間が解決してくれる」と、おおらかな気持ちで、あせらずに治療にあたりましょう。特定の空間への恐怖はしばらく続くことがありますが、いつかは、気にならなくなります。

 
次へ 次へ

【1】【2】【3】
● パニック障害について  ● パニック障害の治療  ● 周囲の人たちの対応
● パニック障害の診断  ● 自分でできるケア  ● パニック障害Q&A