強迫性障害(OCD)教室
強迫性障害について
強迫性障害の原因
強迫性障害の治療
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強迫性障害について
強迫性障害〜“分かっちゃいるけど止められない”

強迫性障害とは、不快な考えが頭に何度も浮かぶため、その不安を振り払う目的から同じ行動をくり返してしまう病気です。手を何度も洗わずにはいられないとか、戸締まりを何度も確認しなくては気がすまないなど、誰でもたまには経験する行動なのですが、それが習慣的かつ非常にエスカレートして生活に支障をきたすほどの状態が強迫性障害です。そして、患者さんが自分の不快な考えについて「こだわりすぎだ」と判断できるにも関わらず、こだわらずにいられないことが特徴です。
以前は、強迫神経症と呼ばれていたのですが、“神経症”という概念が世界的に使用されなくなり、強迫性障害と呼ばれるようになりました。
強迫性障害は英語でObsessive Compulsive Disorderというため、その頭文字をとってOCDと言われています。

強迫性障害を見つけるための5つの質問

強迫性障害の患者さんは自分のこだわり過ぎに気づいていても、自分から人に相談することは比較的少ないようです。このため、病院を受診することのないまま長いこと一人で苦しんでいる場合があります。たとえ受診しても、こだわりに伴う心身症状(たとえば不眠や食欲低下など)だけを訴えたりします。このため、強迫性障害を見つけるためには患者さんへの積極的な質問を必要とする場合があります。たとえば次のような問いかけです。
  5つの項目
  当てはまっている項目はありますか?もちろん1つでもあれば必ず強迫性障害であるということでは全くありません。実際の診察ではさらにいろいろな質問を追加して詳しく検討したうえで診断します(別にセルフチェックも掲載していますので、どうぞ参考にしてください)。
さて、このような強迫性障害の症状はどのように始まり、エスカレートしていくのでしょうか。具体的な例を挙げながら説明していきましょう。

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