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職場のうつ
北里大学大学院 助教授 たなかかつとし先生
田中克俊先生

第2回−「職場のうつ」

  職場のうつ

近年、職場における様々な要因によってうつを発症する人が増えていると報告されています。テレビや新聞、雑誌の特集でも「労働者のうつ」や「職場におけるうつ」などをテーマにした特集記事をみかけることが多くなってきました。
「職場でうつ」を発症したとき、見過ごさずにもっと早くケアする方法はないのでしょうか?
そして、うつを発症した人が職場に復帰するにはどうすればよいのでしょうか?
UTU-NETに寄せられた多くの方々の声をもとに、現代の職場で本当に役立つ「職場のうつ対策」を産業医の田中克俊先生に教えていただきます。
企業の総務や人事に携わる方や管理者はもちろん、職場で働く皆さん全員に「職場で必要なメンタルヘルスの取り組み」について知っていただきたいと思います。

  はじめに

現在、企業にとって、社員がうつなどの精神的な病気を発症せずに、健康な状態を維持できるように取り組むことが大きな課題となっています。
まずは、うつが社員や企業にどのような影響を与えているか、またうつ対策に取り組むことは、企業にとってどのような意味をもつかということについて理解してください。

図1
図1
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  職場でのメンタルヘルスに対するサポートが不十分であった場合、社員は様々な要因によってうつ状態に陥る危険性があります。
そして、上図に示したように、うつ状態は社員の仕事に対するモチベーションや作業効率を低下させる原因となり、労働力の損失となります。
そのため、企業がメンタルヘルスに取り組むことは、社員の職場での生活を充実させ、生産性の低下や労働力の損失を防止するという大きな意味をもちます。また、企業として重要なリスクマネジメントにも繋がっています。
以下からは具体的な職場でのうつへの取り組み方について、いくつか事例を交えながらご紹介します。


 

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