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女性ホルモンとうつ
さがらレディスクリニック院長 相良洋子先生
相良洋子先生

第1回−「女性ホルモン」と「うつ」

イラスト1 このトピックは「女性」をキーワードに、そのからだのメカニズムと「うつ」との関係を産婦人科医の相良洋子先生が解説してくれます。

 「からだのことで気になることはあるけど、ちょっとほかの人には相談しにくい…」といったあなたの悩みが解決されるかもしれません。

 憂うつな気分や不安など、こころの症状に悩んでいる女性はもちろん、パートナーやご家族の方にも是非読んでいただきたい内容です。そして、このような症状をひとりで悩んでいる女性にこのコーナーを教えてあげてください。

  ●こんな症状は経験ありませんか?

からだがむくんだり、太ったように感じるときがある
胸がはって痛いときがある
頭痛がひどいときがある
便秘になるときがある
甘いものが無性に食べたくなる
食欲が低下する
吐き気がする
腹痛
にきびができる
肌あれ、肌のトラブルが起きるときがある
からだがだるかったり、疲れやすいときがある
うつっぽいモードのときがある
理由もなくイライラしているときがある
注意力がなくなるときがある
昼間でも眠くて仕方がないときがある
不安になる
眠れない
 
イラスト2
 あなたや、あなたの親しい女性にこのような症状が現れるのはいつでしょうか? 日頃の生活と身体的な変化を照らし合わせて考えてみてください。 それは、毎月の月経と関係していませんか?

  ●気になる症状は、月経の周期と関係がありませんか?

よく考えると月経前に「イライラしたり」、「不安になったり」、「むくんだり」…いつもとは違うこころやからだの不調を感じている女性は多いと思います。また、月経前になると「妻や恋人が怒りっぽくなる」、「なぜかよくケンカをする」といったことを感じる男性もいると思います。このような症状は、軽いものまで含めると7〜8割の女性が経験していると言われていますが、一部の女性では日常生活に支障を来たすほど重症になります。

 月経前の不快な症状としては、からだの症状が現れることのほうが多いのですが、こころの症状のほうが生活に与える影響は大きく、よりつらく感じられるようです。

 あなたも、以下のような憂うつな気分、不安、イライラなどの症状にひとりで悩んでいませんか?

図1
図2
図3
図4
 

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